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宇治市六地蔵の耳鼻咽喉科クリニック

診療案内(アレルギー)

アレルギー

我が国におけるアレルギー性鼻炎の有病率は年々増加しており、国民の2人に1人がアレルギー性鼻炎を持っていると言われています。

通年性アレルギー

ダニやホコリなど常に存在するアレルゲンに対して季節に関係なくいつでも発症し、1年中続くこともあります。たいていはハウスダストに対する反応です。ハウスダストにはカビや真菌の胞子、織物の繊維、動物の鱗屑(りんせつ)、チリダニの糞、昆虫の死骸などが含まれます。また、ゴキブリがもっている物質がアレルギー症状の原因になることもよくあります。これらの物質は1年を通じて屋内に存在しますが、特に寒冷な時期は家の中で過ごす時間が長くなるため症状が重くなります。
通常、通年性アレルギーは、鼻の症状(アレルギー性鼻炎)を引き起こしますが、眼の症状(アレルギー性結膜炎)は引き起こしません。

季節性アレルギー(花粉症)

スギやヒノキなどの花粉が原因となってくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす病気です。

イムノキャップラピッド

小さなお子様でも少量の血液で検査でき、20分ほどで結果が出ます。
判定可能なアレルゲン(原因物質)はハウスダスト系のダニ・ゴキブリ・ネコ・犬、花粉系のスギ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギの合計8種類です。

舌下免疫療法

以前から皮下注射による免疫療法は長年行われてきていましたが、痛みがあることや通院を頻回に行わないといけないことがネックでした。2015年より舌下に液または錠剤を置くことによる免疫療法が保険適応になりました。スギ花粉とダニにアレルゲン検査で陽性になる方が現在は治療対象となります。
当院では、初めて舌下免疫療法を始める方については6月から12月の間に開始いたします。花粉の影響ある1ー6月は開始できません。小児は8歳以上のお子様からになります。
他院で開始されていて継続されたい方の投薬は引き続き行えます。
重症の喘息がある方、治療開始時に妊娠されている方、免疫系に影響のある全身疾患のある方、継続的な治療の難しい方などでは行えません。治療は3年以上継続により効果が上がります。

ゾレア

以前から気管支喘息、慢性蕁麻疹に使用されていた、Ig Eというアレルギーを引き起こす抗体をブロックする皮下注射の薬剤です。2019年12月より季節性アレルギーにも使用が可能になりました。血液検査で花粉に対するアレルギーがあることが確認でき点鼻ステロイド、抗アレルギー剤などを使用しても症状の改善しない12歳以上の重症の方に使用可能です。


当院ではレーザー治療は行っていません。


グリーン耳鼻咽喉科クリニック

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